「レクイエム」 ヴェルディ

文字数 697文字

<タイトル>

レクイエム

<作曲者>

ジュゼッペ・ヴェルディ

<おすすめCD>

サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ウィーン国立歌劇場合唱団

ジョーン・サザーランド(ソプラノ)

マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)

ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)

マルッティ・タルヴェラ(バス)

<解説>

 レクイエムは以前、モーツァルトの「レクイエム」を紹介させてもらいましたが、今回はヴェルディの「レクイエム」です。

 モーツァルト、ヴェルディ、フォーレのレクイエムは、あわせて通称「3大レクイエム」と呼ばれます。

 個人的にはベルリオーズも入れたいのですが……

 それはともかく、いわゆる「3大レクイエム」の中ではもっとも劇的であり、規模も大きいです。

 正直申し上げて「うるさい」音楽なので、レクイエムのはずがこれでは死者も飛び起きるというものです。

 「怒りの日(ディエス・イーレ)」の部分はテレビや映画などでひんぱんに使用され、とても有名ですので、お聴きになれば「ああ、これか!」となるかと思います。

 おすすめ盤はショルティ盤ですが、ただでさえ劇的な音楽を、ショルティは可能な限り劇的に録音しようという腹づもりだったようです。

 ソリスト陣のメンツのすごさが、それを端的(たんてき)に表しています。

 ただでさえうるさいのに、輪をかけてうるさいです(汗)

 最強無敵のレクイエムで興奮したいという方には、特におすすめです。

 CDのジャケットにミケランジェロの「最後の審判」を使っているところも憎いですね。
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