「時の踊り」 ポンキエッリ

文字数 628文字

<タイトル>

時の踊り ~ 歌劇「ラ・ジョコンダ」から

<作曲者>

アミルカレ・ポンキエッリ

<解説>

 イタリアの作曲家ポンキエッリの代表曲です。

 本来は全4幕からなる歌劇「ラ・ジョコンダ」の第3幕に挿入されるバレエ音楽ですが、現在では単独でよく演奏されるオーケストラ曲としての側面のほうが強いナンバーです。

 CMなどでもかかることがあるので、ごぞんじの方もいらっしゃるでしょう。

 楽曲全体は2部構成になっており、ゆったりとしたメヌエット(?)風の曲調から、突如として激しい2拍子系のスピードチューンに転じるのが特徴です。

 アラビア風の旋律が顔を出すのが興味深いですね。

 オペラ自体はヴィクトル・ユーゴーの戯曲「パドヴァの僭主アンジェロ」が原作となっており、リブレット(台本)はやはり作曲家のアッリーゴ・ボーイトが書いています。

 ボーイトはアレンジの達人としても知られており、しかも文才もあるということで、相当なマルチ・プレイヤーだったようです。

 「ジョコンダ」はミラノ・スカラ座で初演され、なかなかの好評を得たんだとか。

 最近、オペラのターンが来ていて、動画サイトや音楽アプリなどでひたっております。

 よい時代になったものですね。

 難しい印象を受けるジャンルですが、こういったポピュラーなナンバーから入ってみるのも、よい選択のひとつだと思います。

 気になった方は前述のとおり、サイトやアプリなどで探してみてください。

 テンションを上げたいときなどにおすすめです。
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