「功名が辻」 小六禮次郎

文字数 826文字

<タイトル>

メインテーマ ~ 大河ドラマ「功名(こうみょう)(つじ)

<収録アルバム>

大河ドラマ「功名が辻」オリジナル・サウンドトラック

<作曲者>

小六禮次郎(ころく れいじろう)

<演奏>

ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

NHK交響楽団

<解説>

 NHKの大河ドラマ「功名が辻」のメインテーマで、作曲は小六禮次郎さんです。

 演奏は当時N響(NHK交響楽団の愛称)の音楽監督だったアシュケナージさんによります。

 このコンビはテーマのみで、劇伴音楽の演奏はドラマに向けたスペシャル・オーケストラの手になるようです。

 小六さんについては、「名前はよく見かけるけれど、よく知らないお方」という認識で申し訳ないのですが、ネットで調べてみるとすさまじいキャリアをお持ちの方なのですね。

 すぎやまこういちさんに教えを受けたんだとか。

 アシュケナージさんはピアニストとして知られている方が多いと思いますが、指揮者としても活躍されているので、バイタリティがすごいと思います。

 大河ドラマのメインテーマはいずれも劣らない傑作ばかりですが、自分はこの「功名が辻」をよく手に取ります。

 のちに土佐を治めることになる戦国武将・山内一豊(出演:上川隆也さん)と、彼を献身的に支え、「功名」をサポートした妻・千代(出演:仲間由紀恵さん)の物語になります。

 このテーマが特に好きな理由は完全に主観なのですが、とにかく「奮い立つ」のです。

 「おっしゃ、やるぞ!」という気持ちにがわいてくるのですね。。

 3拍子で雄大に開始されたかと思うと、中間で5拍子の白熱した曲調に転じるところが、手に汗を握らずにはいられません。

 音楽理論的なしかけによるのでしょうが、非常に興味深いですね。

 少しぐらい落ち込んでいるときでも、この曲を聴くと「進むのだ!」と語りかけてくれているようで、ほろりとさせられます。

 サウンドトラックはSpotifyにも配信されておりますので、アプリをお持ちの方はよろしければ。

 「大河の一滴」を堪能できる名曲です。
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