「妖精たちはあでやかな踊り子」　ドビュッシー

＜タイトル＞

妖精たちはあでやかな踊り子

前奏曲集　第２巻から　第４曲

＜作曲者＞

クロード・ドビュッシー

＜おすすめ盤＞

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ（ピアノ）

クリスティアン・ツィメルマン（ピアノ）

レーベルはともにドイツ・グラモフォン

＜解説＞

　１２曲からなるドビュッシーの前奏曲集第２巻から、第４曲に来るナンバーです。

　昔、窓のCMに使用されていたところから知り、それ以来彼のピアノ曲の中でも特にお気に入りの一曲となりました。

　ジェームズ・バリーの戯曲「ピーター・パン」の、アーサー・ラッカムの挿絵からインスピレーションを得て作曲されたそうです。

　タイトルのとおり、妖精たちが月下であでやかに踊っているようなビジョンをイメージしていまいます。

　ドビュッシーの２巻・全２４曲からなる前奏曲集は、いずれも劣らない名曲の数々ですので、まとめて聴いてみるのもありでしょう。

　おすすめは２種、完璧主義で知られるミケランジェリ盤と、クリスタルのようなツィメルマン盤です。

　どちらも手もとに置きたい名録音ですね。

　静かな夜などにかけてみてはいかがでしょうか。