「シェヘラザード」 リムスキー=コルサコフ

文字数 441文字

<タイトル>

交響組曲「シェヘラザード」

<作曲者>

ニコライ・リムスキー=コルサコフ

<おすすめ盤>

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ドイツ・グラモフォン(レーベル)

<解説>

 最近のヘビロテ・ナンバーです。

 「千夜一夜物語」、英語でいう「アラビアン・ナイト」の世界を、ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフが音楽にしたものです。

 人間不信に陥っていた王様に、語り手である女性シェヘラザードが、夜な夜な物語るという内容です。

 シンドバッドなど有名な登場人物が出てきます。

 瞠目(どうもく)すべきはその描写力で、荒れ狂う海が目の前に広がるようです。

 おすすめは名盤のほまれ高いカラヤン盤です。

 カラヤンがヘッドハントした名ヴァイオリニスト、ミシェル・シュヴァルベさんがコンサートマスターとして弾いているのですが、その音色の甘美なこと。

 壮大な物語の世界に、どっぷりとつかれることうけあいです。
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