「マルサの女」 本多俊之

文字数 516文字

<タイトル>

マルサの女

<アーティスト>

本多俊之

<解説>

 伊丹十三監督の代表作のひとつである映画「マルサの女」のメインテーマおよび劇伴音楽です。

 現在は音楽アプリでもサウンドトラックが配信されており、動画サイトにも公式音源が存在するようです。

 本多俊之さんは作曲家のほか、サクソフォーン奏者やアレンジャー、プロデューサーや俳優など多彩な顔を持ち、まさにマルチクリエーターという印象です。

 やはりメインテーマが有名であり、テレビ番組などでもBGMとして使用されることがあります。

 80年代の東京の街並みを想像するような、独特のフレーズが興味深いです。

 5拍子という特殊なリズムの上に、サクソフォーンの特徴的なメロディが乗っかってくるところがゾクゾクします。

 どこか怪しげな雰囲気が面白いですね。

 この時代の音楽の特徴のひとつとして、伴奏にシンセサイザーが使用されているところも、素敵な味つけになっていると思います。

 自分と年代の近い方にとり、当時を思い出して懐かしくなるのではないでしょうか。

 聴いていると主演の宮本信子さんのお顔がよぎり、なんだかほっこりとしてしまいます。

 現代の生活に息が詰まったときなど、取り出したくなる一曲です。
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