「月下の夜想曲」 MALICE MIZER

文字数 635文字

<タイトル>

月下の夜想曲

<収録アルバム>

Merveilles

<アーティスト>

MALICE MIZER

<解説>

 日本のヴィジュアル系ロックバンドであるMALICE MIZERの楽曲から。

 ヴォーカルは当時2代目となるGacktさんによります。

 クラシックのイディオムを独自に昇華した、強烈な世界観が特徴です。

 この曲を知るきっかけは、幼なじみからの紹介によるもので、わたしが中学生だったとき、「○○くん、こういうの好きじゃない?」とアルバムを貸してくれて、一発でとりこになってしまいました。

 その幼なじみは果たして、わたしのことをどういうイメージで捉えていたのでしょうか?(汗)

 イントロのオルガンからのされましたし、チェンバロやアコーディオンの伴奏もたまらなく、最後の最後で大胆な転調をするところなど……

 もちろん、Gacktさんのヴォーカルは最高ですし、いまもって色あせない名曲です。

 うーん、久しぶりに聴きまくりたくなってきました(汗)

 その幼なじみは20代を迎える前に他界してしまいましたが、この曲やアルバムを取り出すたび、当時の思い出がフラッシュバックして、形容できない気持ちになります。

 喜びにも悲しみにも、あらゆる感情によりそうように、音楽はあるのですね。

 あらためて、音楽という表現形式の偉大さを思い知った次第です。

 幼なじみのことが頭をよぎり、もう少しがんばってみようと思いました。
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