「Holy Orders ~Be Just Or Be Dead~」 石渡太輔

文字数 1,038文字

<タイトル>

Holy Orders ~Be Just Or Be Dead~

<アーティスト>

石渡太輔(いしわたり だいすけ)

<解説>

 格闘ゲーム「GUILTY GEAR」シリーズにおけるメインキャラクターのひとり、カイ・キスクのテーマ曲です。

 作曲は同作の生みの親であるマルチクリエーター・石渡太輔さんによります。

 開発元のアークシステムワークスは、もともとセガのエンジニアだった木戸岡稔さんが、家庭用ゲームソフトの受託開発会社として設立した株式会社アークがスタートとなっています。

 石渡さんはミュージシャンのほか、キャラクターデザイナー・エンジニア・ディレクターまでなんでもこなす方で、まさにザ・マルチクリエーターであると言えそうです。

 自分の世界観をすべて自分の力で表現できるとは、ただただ憧憬の念をいだくばかりです。

 ロック好きとしても知られ、GUILY GEARのキャラクターや技の名前などがロックのアーティストやナンバーにちなんでいることは、ファンの間では周知されていると思います。

 主人公であるソル・バッドガイの声も当てられているんだとか。

 「ソル」はクイーンのヴォーカルでるフレディ・マーキュリーの子供のころのあだ名ですね。

 今回紹介するのはソルの宿敵であるカイ・キスクのテーマ曲で、この二人がダブル主人公と言えそうです。

 名前の元ネタはドイツのメタルバンド・ハロウィンのギタリスト、カイ・ハンセンとヴォーカリストのマイケル・キスクをつなげたものです。

 タイトルからしてカイの背負っている宿命を暗示しているように感じ、グッとくるものがあります。

 こちらの名前もやはりというか、メガデスの「ホーリー・ウォーズ」とアイアン・メイデンの「ビー・クイック・オア・ビー・デッド」をもじったものだと考えられます。

 シリーズによってバージョンもさまざまありますが、自分は出だしがチェンバロのやつ(適当ですみません)がお気に入りです。

 オルガンのバージョンもあります。

 ちなみにカイの必殺技「ライド・ザ・ライトニング」はメタリカの曲の名前ですね。

 とにかく洋楽好きにはこたえられない格ゲーとなっております。

 カイのテーマ曲は特に人気のようで、いかにもな宿命感がたまりません。

 久しぶりにプレイしたくなってきました。

 ちょっと探してみます。

 サウンドトラックはコンプリート版が出ており、自分はSpotifyで聴いていますが、ほかの音楽アプリにもあるかもしれません。

 ゲーム音楽がお好きな方は特にも、ぜひ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み