「ツァラトゥストラはかく語りき」 リヒャルト・シュトラウス

文字数 812文字

<タイトル>

交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

<作曲者>

リヒャルト・シュトラウス

<おすすめ盤>

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

<解説>

 フリードリヒ・ニーチェの哲学書を、リヒャルト・シュトラウスが音楽に落とし込んだものです。

 冒頭に奏でられる「序奏」の部分がやたらに有名なことで知られています。

 スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」をはじめ、テレビなどでしょっちゅう耳にします。

 そこが終わるとあとはダラダラ長いだけと思われているのがちょっと残念です。

 スルメな感じで、けっこう楽しめるのですが。

 作曲者シュトラウスには、「たとえスプーン一本でも音楽にしてみせる」という信念があったようです。

 同年代の音楽家グスタフ・マーラーとは、親友であり同時にライバルでもありました。

 マーラーが指揮者というリスクヘッジを取りながら求道者的な創作活動をしたのに対し、リヒャルト・シュトラウスは言ってみれば「マルチ・クリエーター」でしょうか。

 演出や興業などのプロデュース能力に長けていて、下世話な言い方をすれば「金の稼げる芸術家」だったようです。

 このあたり、二人は対極的にも見えます。

 マーラーにはリスクヘッジを取れる器用さがありましたが、そうでない表現者はどうすればいいんじゃいって感じですよね(汗)

 まあ、人生いろいろでいいんだと思います(え?)

 バルトーク先生ほどの求道者は自分には無理ゲーですが(おい)

 偉人の生き方はけっこう参考になるかもしれませんね。

 自分のタイプにあった人物を調べるのがよさそうです。

 わたしは断然、マーラー先生ですが(汗)

 まあ、むずいです。

 あれ、ところでこれは、なんのエッセイでしたっけ?(爆)

 カラヤン先生の「ツァラトゥストラ」は複数録音が存在しますが、はずれはまずないと思いますので、手の取りやすい音源をたどるとよいかと思います。
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