「ティーン・タウン」 ウェザー・リポート

文字数 575文字

<タイトル>

ティーン・タウン

<収録アルバム>

ヘヴィ・ウェザー

<アーティスト>

ウェザー・リポート

<解説>

 ウェザー・リポートはジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターを中心に結成された、アメリカのエレクトリック・ジャズのグループです。

 電子楽器を使ったジャズは、日本では「フュージョン」とも呼ばれますが、アメリカでは「エレクトリック・ジャズ」が一般的だそうです。

 「ヘヴィ・ウェザー」はベースにジャコ・パストリアス、ドラムスにアレックス・アクーニャを迎えた、ウェザー・リポートのもっとも有名なアルバムです。

 今回紹介させてもらう「ティーン・タウン」では、ジャコのベースとアレックスのドラムが、あたかも競い合うように展開され、2分台の短いナンバーながら、手に汗を握る内容です。

 もともと高度なテクニックが売りのバンドでしたが、このアルバムをきっかけに、ジャズ以外のジャンルからも注目されるようになりました。

 独特の世界観のようなものがあるグループなので、とっつきは難しいですが、一度ハマると病みつきになります。

 「ティーン・タウン」の特徴的なリズムは、個人的に「道化師のダンス」のような印象を受け、何度聴いてもうきうきしてしまいます。

 一般にイメージされるジャズではないところが、逆に面白いですね。
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