「ウィーンの音楽時計」　コダーイ

＜タイトル＞

ウィーンの音楽時計　～　組曲「ハーリ・ヤーノシュ」より

＜作曲者＞

ゾルタン・コダーイ

＜解説＞

　ハンガリーの作曲家コダーイが自作のオペラから編纂(へんさん)した、オーケストラ組曲の中の一曲になります。

　ドラマ「のだめカンタービレ」の劇場版でも使用されていましたし、けっこうな頻度(ひんど)で耳にするので、ごぞんじの方もいらっしゃるかもしれません。

　オペラ自体はハンガリーの詩人ガライ・ヤーノシュの手になる作品から来ていて、当時の社会情勢を皮肉ったような内容になっているということです。

　「音楽時計」というと、ヨーロッパで見られるからくり時計のようなものを想像してしまいますが、実際はゼンマイ式のオルゴールのようなものを指すようです。

　とにかくさわやかで明るく、オモチャ箱のような楽しさがあるナンバーです。

　素敵な物語がこれから始まるよってな感じで。

　朝一番にかけると、とてもよい気分になりますね。

　おすすめ盤は指定しないでおきますが、とりあえずどんな曲か気になるという方は、動画サイトや音楽アプリで検索されるのがよいかと思います。