「魔弾の射手」 ウェーバー

文字数 667文字

<タイトル>

歌劇「魔弾(まだん)射手(しゃしゅ)

<作曲者>

カール・マリア・フォン・ウェーバー

<おすすめ盤>

カルロス・クライバー(指揮)

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団ほか

ドイツ・グラモフォン(レーベル)

<解説>

 ドイツ・ロマン派初期の作曲家ウェーバーのオペラです。

 ちなみにモーツァルトの妻コンスタンツェは、ウェーバーとはいとこの間柄です。

 「魔弾の射手」というタイトルはいかにも中二心をくすぐりますね(汗)

 しかしその内容はあまり知られていないと思います。

 筋書きはドイツの民間伝説に伝わる「思いのままに命中する弾丸」をテーマにしています。

 「オオカミの住む谷」だとか「魔のひそむ森」などが登場し、そのファンタジーな内容から、のちにワーグナーにも多大な影響を与えています。

 ウェーバーによる情景描写が抜群であり、序曲からして一気に引き込まれてしまいます。

 オペラなのでそれなりの長さがありますが、言葉がわからなくても音楽だけで楽しめてしまう名作です。

 できればドイツ語も勉強しなきゃなとは思うのですが(汗)

 おすすめはこの曲の名盤としてほまれ高いクライバーの録音です。

 カルロスの父はやはり名指揮者のエーリヒ・クライバーです。

 カルロスさんは生前、たいへんなイケメンでもあったので、日本でも大人気でした。

 どことなくシュワちゃんに似ていますね(汗)

 それはともかくこの音源は、カルロスさんの脂の乗った時期に録音されたものなので、たいへん聴きごたえがあります。

 ファンタジーを耳で聴くというのも乙なものですね。

 ウキウキルンルンすることうけあいの名曲です。
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