「バッド」 マイケル・ジャクソン

文字数 582文字

<タイトル>

バッド

<収録アルバム>

バッド

<アーティスト>

マイケル・ジャクソン

<解説>

 1987年にリリースされたマイケル・ジャクソンさんのアルバム「バッド」のタイトル曲で、日本でも特に知られた有名ナンバーのひとつです。

 「で、で、で、で!」というはじまり方が特徴的ですね。

 はじめはプリンスとの合作になるはずでしたが、「僕がいなくても売れるよ」と共演は結局流れたようです。

 しかし実際に、このアルバムは当時のビルボードでチャート1位を記録しています。

 ミュージックビデオに使用されたショートフィルムはマーティン・スコセッシ監督が撮影しており、ウェズリー・スナイプスさんなども出演されています。

 レイシズムに起因する実際に起きた事件が題材となっており、歌詞の内容もそれを示唆するものになっています。

 最後に「フーズ・バッド?」(誰が「バッド」なんだ?)と結ぶところに胸がしめつけられます。

 マイコーの複雑な胸中が浮かんでくるかのようです。

 20世紀はストラヴィンスキーの「春の祭典」にはじまり、マイケル・ジャクソンの死をもって完全に終わりを告げたとも言われます。

 表現をとおして戦ったとは月並みな言い方かもしれませんが、形は人の数だけあれどマイコーの生きざまにには大いに刺激されるものがあります。

 心がひきしまりますね。

 「バッド」とは何かと考えさせられる名曲です。
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