第9話:二人きりの夜(その9)
文字数 476文字
「え?別のこと?」
おれが聞き返すと、西森がコクンとうなずく。
別のことで相談って何だろう、と思っていると、
「話しても、私のこと嫌いになりません?」
と西森がおれの顔を見ながら言ったので、
「き、嫌いになるわけないだろ!?
西森が何を話したとしても、絶対嫌いになんかならない!」
と叫んだ。
嫌いになんかならないけど、一体何を言われるのか不安だ!
別れ話とかだったらどうしよう!?
聞きたいような聞きたくないような、そんな気持ちでいると、西森が、
「えっと・・・
水野に告白されました・・・」
とつぶやいた。
西森からそう言われ、一瞬ポカンとしてしまった。
というのも、「別れ話」とかもっと恐ろしいことを告げられると思っていたからだ。
「告白・・・そっか・・・やっぱり・・・」
そうつぶやくと西森が、
「やっぱり?
え?先生、知っていたんですか?」
と驚いたような顔で言ってきたので、
「あ、うん。
水野君が西森に告白するかどうか悩んでいる、っていう相談受けたから・・・」
と答えると、
「はあああ!?
じゃあ、なんで止めてくれなかったんですか!?」
と怒った声で叫んだため、思わず縮こまってしまった。
おれが聞き返すと、西森がコクンとうなずく。
別のことで相談って何だろう、と思っていると、
「話しても、私のこと嫌いになりません?」
と西森がおれの顔を見ながら言ったので、
「き、嫌いになるわけないだろ!?
西森が何を話したとしても、絶対嫌いになんかならない!」
と叫んだ。
嫌いになんかならないけど、一体何を言われるのか不安だ!
別れ話とかだったらどうしよう!?
聞きたいような聞きたくないような、そんな気持ちでいると、西森が、
「えっと・・・
水野に告白されました・・・」
とつぶやいた。
西森からそう言われ、一瞬ポカンとしてしまった。
というのも、「別れ話」とかもっと恐ろしいことを告げられると思っていたからだ。
「告白・・・そっか・・・やっぱり・・・」
そうつぶやくと西森が、
「やっぱり?
え?先生、知っていたんですか?」
と驚いたような顔で言ってきたので、
「あ、うん。
水野君が西森に告白するかどうか悩んでいる、っていう相談受けたから・・・」
と答えると、
「はあああ!?
じゃあ、なんで止めてくれなかったんですか!?」
と怒った声で叫んだため、思わず縮こまってしまった。