第5話:気になる気持ち(その5)
文字数 531文字
それから数日後ー
土曜出勤を終えたおれは、夕方6時過ぎぐらいに帰宅した。
「夜、何食べようか・・・。
面倒だから、コンビニで適当に買って帰ろう」
料理をする気にもならなかったので、
家に帰る前に近所のコンビニに寄って晩ごはんを買う。
コンビニに入ると、
とりあえず雑誌売り場の前を通るわけだが、
女性雑誌の見出しに
『特集:彼氏とイチャイチャするならこんな場所』
という文字がデカデカと書かれていた。
今まで、あまり少女マンガとか女性誌とか気にすることなかったけど、
女の人もこういうことに興味持ってんのか・・・
と、雑誌を手に取りパラパラをページをめくっていると、
ムム・・・、
けっこう『きわどいこと』を書いているな。
『彼氏を本気にさせる勝負下着』とか、
読んでるこっち側が恥ずかしくなってくるような内容だ。
思わず夢中になって女性誌を読んでいると、
「先生?」
と聞き慣れた声が背後から聞こえてきた。
驚いてバッと振り返ると、
そこには西森が立ってこっちを見ているではないか!?
「西森!?」
西森は不思議そうな顔をしておれを見ている。
えっ、ちょっ、西森!
おまえ、現れるタイミングが悪すぎるだろ!?
この手に持っている
『特集:彼氏とイチャイチャするならこんな場所』の女性雑誌、
おれはどうしたらいいんだ!?
土曜出勤を終えたおれは、夕方6時過ぎぐらいに帰宅した。
「夜、何食べようか・・・。
面倒だから、コンビニで適当に買って帰ろう」
料理をする気にもならなかったので、
家に帰る前に近所のコンビニに寄って晩ごはんを買う。
コンビニに入ると、
とりあえず雑誌売り場の前を通るわけだが、
女性雑誌の見出しに
『特集:彼氏とイチャイチャするならこんな場所』
という文字がデカデカと書かれていた。
今まで、あまり少女マンガとか女性誌とか気にすることなかったけど、
女の人もこういうことに興味持ってんのか・・・
と、雑誌を手に取りパラパラをページをめくっていると、
ムム・・・、
けっこう『きわどいこと』を書いているな。
『彼氏を本気にさせる勝負下着』とか、
読んでるこっち側が恥ずかしくなってくるような内容だ。
思わず夢中になって女性誌を読んでいると、
「先生?」
と聞き慣れた声が背後から聞こえてきた。
驚いてバッと振り返ると、
そこには西森が立ってこっちを見ているではないか!?
「西森!?」
西森は不思議そうな顔をしておれを見ている。
えっ、ちょっ、西森!
おまえ、現れるタイミングが悪すぎるだろ!?
この手に持っている
『特集:彼氏とイチャイチャするならこんな場所』の女性雑誌、
おれはどうしたらいいんだ!?