第19話:トキメキ文化祭
文字数 582文字
おれはあわてて、
「ちょ、ちょっ!
何みんなでやって来てるんですか!?
おれ一人、こんな格好で恥ずかしいじゃないですか!?」
と壁の後ろに隠れようとしたのだが、保健の城山先生が、
「いいじゃないですか、今日は学校のお祭りですし。
やっぱり高山先生ってかっこいいんですね。
写真一緒に撮ってもらえません?」
とカメラを出しながら、めっちゃ接近してくる。
(ちなみに城山先生はまだ独身で、可愛らしい見た目なので、男性の独身教師たちがたくさん狙っているという話だ)
すると、それを見ていたクラスの女子達が、
「すみませ~ん。
写真は勝手に撮らないでください。
私達の許可が必要なんで」
と城山先生に喰いかかっていくと、城山先生も、
「あら、なんであなた達の許可が必要なのかしら?
高山先生が許可して下さったら、それでいいと思うんだけど?」
と言い返し、なんだか『けんか』が始まりそうな雰囲気である・・・。
おれはさらに焦り、周りに西森がいないかキョロキョロ確認した。
姿は見えない・・・。
いや、見えていないだけで、どこかで見ているのかも・・・。
そんなことを考えていると、
「先生、久しぶり!」
と、どこかで聞いたような声が聞こえた。
この声は・・・
あわてて振り返ると、そこには水野君の姿が!
「み、水野君!?」
驚きの声を上げると、水野君はいつものようにさわやかな笑顔を見せながら、
「文化祭に来ちゃいました」
と言った。
「ちょ、ちょっ!
何みんなでやって来てるんですか!?
おれ一人、こんな格好で恥ずかしいじゃないですか!?」
と壁の後ろに隠れようとしたのだが、保健の城山先生が、
「いいじゃないですか、今日は学校のお祭りですし。
やっぱり高山先生ってかっこいいんですね。
写真一緒に撮ってもらえません?」
とカメラを出しながら、めっちゃ接近してくる。
(ちなみに城山先生はまだ独身で、可愛らしい見た目なので、男性の独身教師たちがたくさん狙っているという話だ)
すると、それを見ていたクラスの女子達が、
「すみませ~ん。
写真は勝手に撮らないでください。
私達の許可が必要なんで」
と城山先生に喰いかかっていくと、城山先生も、
「あら、なんであなた達の許可が必要なのかしら?
高山先生が許可して下さったら、それでいいと思うんだけど?」
と言い返し、なんだか『けんか』が始まりそうな雰囲気である・・・。
おれはさらに焦り、周りに西森がいないかキョロキョロ確認した。
姿は見えない・・・。
いや、見えていないだけで、どこかで見ているのかも・・・。
そんなことを考えていると、
「先生、久しぶり!」
と、どこかで聞いたような声が聞こえた。
この声は・・・
あわてて振り返ると、そこには水野君の姿が!
「み、水野君!?」
驚きの声を上げると、水野君はいつものようにさわやかな笑顔を見せながら、
「文化祭に来ちゃいました」
と言った。