155、アラビア語の長母音(3)

文字数 732文字

アラビア語の長母音についての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
今日はアラビア語のアナー(私は)という言葉を見ていこう。アナーという言葉は短いが、これは人称代名詞になってくる。
スペイン語にも人称代名詞はたくさんあります。スペイン語は主語の違いで後ろに続く動詞の活用形が変わってくるので。覚えるのが大変です。
スペイン語の主語人称代名詞は1人称単数yo(私は)、2人称単数tú(君は)、3人称単数él(彼は)ella(彼女は)usted(あなたは)、1人称複数nosotros(私たちは)nosotras(私たち女は)、2人称複数vosotros(君たちは)vosotras(君たち女は)、3人称複数ellos(彼らは)、ellas(彼女らは)ustedes(あなたがたは)があって、動詞の活用は6パターンあるので、特に不規則動詞は覚えるのが大変です。
アラビア語の場合はさらに2人と3人以上も区別するからより複雑になる。ここで詳しく説明はしないが、いずれアラビア語での動詞の活用を学ぶ日も来るであろう。
では、アナー(私は)で使われている文字を見てみよう。
アナーという言葉はハムザ(アリフの上につく)、ヌーン(魚)、アリフ(雄牛)の3文字です。アリフは母音記号でもあるので、残るのはヌーン(魚)だけです。
私は魚です、ということか。
キリスト教社会では魚はいろいろな象徴として使われてきました。でも、アラビア語、イスラム文化の中でヌーン(魚)がどのような意味を持っていたのか、よくわかりません。
余にもさっぱりわからない。
またヘブライ語なども学んでいく中で理解が深まるかもしれない。アナーという語はハムザを独立形で書き、ヌーンを語頭の形、そしてアリフを続ければよい。
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