116、アルキメデス(4)

文字数 946文字

アルキメデスについての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
工学分野におけるアルキメデスの業績には、彼の生誕地であるシラクサに関連する。ギリシア人著述家のアテナイオスが残した記録によると、ヒエロン2世はアルキメデスに観光、運輸、そして海戦用の巨大な船「シュラコシア号」の設計を依頼したという。
アルキメデスは何でもできる天才ですね。
シュラコシア号は古代ギリシャ・ローマ時代を通じて建造された最大の船で、アテナイオスによれば搭乗員数600、船内に庭園やギュムナシオン、さらには女神アプロディーティーの神殿まで備えていた。
古代ギリシャ・ローマ時代を通じて建造された最大の船というのはすごいですね。
船内に庭園やギュムナシオンや神殿まであるというのは、現代の豪華客船のようです。
この規模の船になると浸水も無視できなくなるため、アルキメデスはアルキメディアン・スクリューと名付けられた装置を考案し、溜まった水を掻き出す工夫を施した。これは、円筒の内部にらせん状の板を設けた構造で、これを回転させると低い位置にある水を汲み上げ、上に持ち上げることができる。アルキメディアン・スクリューはねじ構造を初めて機械に使用した例として知られている。
ウィトルウィウスは、この機構はバビロンの空中庭園を灌漑するためにも使われたと伝える。現代では、このスクリューは液体だけでなく石炭の粒など個体を搬送する手段にも応用されている。
よくわからないが、すごい発明をしたということか。
アルキメデスの鉤爪とは、シラクサ防衛のために設計された兵器の一種である。「シップ・シェイカー」とも呼ばれるこの装置は、クレーン状の腕部の先に吊るされた金属製の鉤爪を持つ構造で、この鉤爪を近付いた敵船に引っ掛けて腕部を持ち上げることで船を傾けて転覆させるものである。
おおー!これはすごい!巨大な手が現れて船を転覆させているようだ。
ボヘミアは海のない国だから船を想像するのは難しいが、これはすごい!
でも本当にこんな装置で船は転覆するのでしょうか?
2005年、ドキュメント番組『Superweapons of the Ancient World』でこれが制作され、実際に役に立つか検証してみたところ、クレーンは見事に機能したと書いてありました。
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