138、アラビア文字(16)

文字数 946文字

今日はアラビア文字ヌーンについての学習を行う。
作品集は下の画像から入って下さい。
いつものパターンだと、ポエニ戦争の話になるのだが・・・
せっかくここの作者がアラビア語を学ぶ良い方法を見つけたのだ。この機会にどんどんアラビア語の学習を進め、いずれはここでクルアーンやアヴィセンナをアラビア語で読めるようにしたい。
ニコラさん、かなり無理なこと言っていませんか。
無理ではない。目標を定めれば人は自然とそこへ向かって進んで行く。ただ、そのためには文字の勉強の割合を増やさなければいけない。
というわけで、これからはここでは文字の勉強が多くなると思います。
今日はアラビア文字のヌーンについて学習する。アラビア文字のヌーンはフェニキア文字、ヘブライ文字のヌン(魚)に対応する。
アラビア文字はフェニキア文字やヘブライ文字とは順番がかなり違っているけど、ヌーンはミーム、メムのすぐ後に続いているのですね。
魚と水は切り離せない関係にある。水がなくては魚は生きていけない。これは時代や国、民族が違っても変わることのない永遠の真実である。
ペドロ2世の言葉が哲学的になってきた。
ペドロ2世が哲学を語るなんて信じられないです。
前にフェニキア文字のヌンの学習をした時、これは魚のウロコではないかと話をしましたよね。
ヌンが魚のウロコをイメージしているのなら、アラビア文字のヌーンの独立形が最も魚のウロコに似た形をしている。
でも、アラビア文字は連結形になると独立形とは形がかなり変わります。特に語頭と語中は全く似ていません。
アラビア文字は形を崩してでも隣と手を繋ぎ連結形にならなければいけないという厳しい掟があるからしかたがない。でもヌーンには司令官がいて立っているからどこで曲がったらいいかわかりやすい。
ペドロ2世の説明には大きな間違いがあります!まるで最初に司令官が立っていて、その位置で曲がるような言い方をしていますが、アラビア文字では普通点は後から書くのです。
わかった。司令官は後から来て立つことにしよう。
随分あっさりと負けを認めていますね。
偉大な者は、自分の過ちはすぐに認めて訂正する。自分の意見にこだわらず、正しい意見を取り入れてこそ、真実を知ることができるからである。
ペドロ2世がまたらしくないことを言っています。
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