142、アラビア文字(20)

文字数 798文字

アラビア文字についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
アラビア文字のハムザとター・マルブータについて説明しよう。どちらもフェニキア文字やヘブライ文字の中に対応する文字はない。
ヘブライ文字は母音記号がとても複雑でした。
そうそう。短母音と超短母音の区別なんて耳で聞いてもよくわからない。
超短母音の方が見張りの兵士の数を多くして素早く動けるようにしていた。
逆に長母音の時には旗を持って目印にしていた。
アラビア文字の母音記号はヘブライ文字ほど複雑ではない。その代わりにアラビア文字は子音を増やしてより複雑な表現ができるようになっている。
アラビア文字のハムザだが、この文字は独自の音を表すのではなく、母音記号によって、「a」「i」「u」の3種類の音を表す。
え、アラビア語の母音は「a」「i」「u」の3種類しかないのですか?
「e」と「o」がなければかなり不便だと思うが・・・
アラビア語の母音は「a」「i」「u」の3種類しかない。アラビア語の母音記号については別に詳しく説明しよう。そしてアリフ以外の文字はすべて子音を表している。ハムザは語頭の時だけアリフの上に乗せるように書く。
このハムザは小さくてなんとも言えない形をしている。
あれ、今日はペドロ2世が静かですね。
アラビア文字のハムザのような形は、余でも何に例えたらいいかわからない。
最後の文字はター・マルブータである。この文字はハーの上に点を2つ付けた形の文字で語尾でしか使われずtの音を表す。
形はハーに似ているけど、発音はtになるのですね。
アラビア文字のハーはフェニキア文字、ヘブライ文字のヘー(窓)に対応する文字か。こんなに後の方に出てくるとは、アラブ人の家の窓は特別に小さくしてあるのだろう。
これでアラビア文字30文字の学習が終わった。次回からは母音記号もつけて、連結形でアラビア文字の言葉がどのように書かれているか見ていくことにしよう。
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