179、ヘブライ語の子音(13)

文字数 828文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日はヘブライ文字の「フェー」から見ていこう。「フェー」は「f」の発音で対応するフェニキア文字はないが重要な意味の言葉にも使われている。また「フェー」には語尾で形が変わる「ソフィート」がある。
「フェー」の文字を使う言葉には「ヤフェ」がある。「美しい」という意味だ。
「ヤフェ」(美しい)に使われている言葉は、「ユッド」(手)、「フェー」、「ヘー」(窓)で母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」と「エ」の短母音「セゴール」です。
「ヘー」(窓)を「ユッド」(手)で磨けば「ヤフェ」(美しい)、なんかうまくこじつけられない。
僕の父さんはユダヤ人の中でも特別な教えを受け継いでいるのですが、ヘブライ文字の中で「ユッド」(手)、「ヘー」(窓)、「ヴァヴ」(鉤)は特に大切な文字だと教わりました。「ユッド」「ヘー」「ヴァヴ」「ヘー」の4文字で「神、創造主」を意味する言葉になります。ただ「神」の名前はむやみに唱えてはいけないとも言われました。
「ヤフェ」(美しい)には「ユッド」と「ヘー」の両方が使われているのか。
でも、ヘブライ語での「神」についてはしゃべらない方がいいと言われました。
ヘブライ語での「神」そしてユダヤ人にとっての「神」、別の機会に詳しく話そう。
ヘブライ語の「ソフ」は「終わり」という意味がある。
「ソフ」(終わり)に使われているのは「サメフ」(柱/魚)と「フェー」の「ソフィート」です。母音記号は「オ」の長母音「ホラム・マレー」です。
「サメフ」(柱/魚)というのはどうもわかりにくい。
僕は「サメフ」(柱/魚)を使う言葉として「スース」(馬)を思い出しました。死は黒い馬に乗ってやってきてあっという間に命を奪うのです。
私はたくさんの子を失いました。死は怖ろしい速さで子供の命を奪うのです。
言葉は学ぶほどにイメージが広がり豊かになっていく、余は馬と聞くとこの写真を思い浮かべるが・・・
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