181、ヘブライ語の子音(15)

文字数 907文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日もヘブライ文字の「ツァディ」(パピルス)を使った文字から見ていこう。
「ツァディ」(パピルス)を使った言葉は深い意味があって興味深い。
「ツァディ」(パピルス)を使った言葉には「フーツ」(外)がある。
「フーツ」(外)に使われている文字は「ヘット」(柵)と「ツァディ」(パピルス)のソフィート、母音記号は「ウ」の長母音「シュルック」です。
「ヘット」(柵)の外は「フーツ」(外)です。なんだ、簡単ではないか。
ヴェンツェル、「ツァディ」(パピルス)を使っていませんよ。
「フーツ」(外)という言葉にどうやって「ツァディ」(パピルス)をこじつけたらいいのか、余にはわからない。
こういう時こそ語学の天才、ペドロ2世の出番だ。「ヘット」(柵)は中と外、つまりその土地が自分のものか他人のものか区別するのにも使われる。だが、ずる賢い者は「ヘット」(柵)の位置をこっそり変えて自分の土地を広げてしまうかもしれない。そうならないためにも「ツァディ」(パピルス)にしっかり記入してどこから「フーツ」(外)なのかわかるようにしなければいけない。
秩序を保ち混乱を防ぐためには、パピルスのように決まりを書くものが必要になるということですね。
ペドロ2世は本当に素晴らしい。
「ツァディ」(パピルス)を使う言葉で他に「チェロ」(チェロ)も書いていますが、チェロは外来語なので言葉の意味を調べるというよりも、「ツァディ」(パピルス)の左肩にアポロストロフィーがついた場合「チ」と発音して、日本語との対応にも役立つのでここに書きました。
次は「クフ」(針穴)を使う言葉を見てみよう。「コフ」(猿)という言葉がある。
「コフ」(猿)に使われている文字は「クフ」(針穴)と「ハフ」のソフィートで母音記号は「オ」の長母音「ホラム・マレー」です。
「コフ」(猿)と「クフ」(針穴)の関係か。これは難しい。
「コフ」(猿)のような動物を見たことのない人間に説明するのは難しい。「クフ」(針穴)に糸を通すのも難しいから、同じ難しいことで「クフ」が使われている。
相変わらずペドロ2世のこじ付けは強引です。
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