167、ヘブライ語の子音(1)

文字数 806文字

今回からまたヘブライ語の学習に戻ります。作品集は下の画像から入ってください。
この表は『ヘブライ語入門』を参考にして作りました。ただここでの目的がフェニキア文字とヘブライ文字の比較であるので、フェニキア文字を一緒に入れ、また発音についての細かな説明は省略してあります。
今回からまたヘブライ語の学習に戻ることにする。
ヘブライ語やヘブライ文字についてはすっかり忘れている。
心配しなくてもやっているうちに思い出しますよ。
フェニキア文字のアレフについては覚えているかな。
もちろんです。アレフはアルファベットのAを逆向きにしたような形をしていました。
フェニキア文字のアレフは雄牛の顔、ヘブライ文字は雄牛を上から見たような形をしている。
紀元前地中海世界では、雄牛はとても大切にされていて富と権力の象徴でもありました。それなのにハンニバルは略奪した雄牛2,000頭の角に松明を括り付けて夜中に山の上を走らせ、その騒ぎでローマ軍の包囲網を突破するなどというとんでもないことをしました。
ではさっそくヘブライ語でアレフを使う言葉を見ていこう。男性に対しての「あなたは」は「アター」と言う。
使われている文字はアレフ、タヴ、ヘーの3つです。タヴにはダゲッシュという点が付いています。母音の発音記号は短母音のパタフと長母音のカマツ・ガドールです。
ヘブライ語の母音記号などきれいさっぱり忘れている。
忘れていることは後回しにして、覚えているところから始めればよい。ヘブライ語のアター(あなたは)アレフ(雄牛)、タヴ(印)、へー(窓)の3つの文字を使っている。アレフ(雄牛)をたくさん持っているアター(あなたは)タヴ(印)を持って大きな取引をしているけど、私はへー(窓)からそれを見ているだけです。
なんか随分強引ですね。
久しぶりにヘブライ文字に触れているのだ。まだ本調子ではない。だが慣れてくれば、語学の天才ペドロ2世の才能が披露されるであろう。
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