189、ヘブライ語の母音(5)

文字数 858文字

ヘブライ語の母音についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日はヘブライ語で「イ」の長母音「ヒリック・マレー」と「イ」の短母音「ヒリック・ハセル」について見ていこう。
あれ?「エ」の長母音の母音記号は「ッェレー・マレー」と「ツェレー・ハセル」で「マレー」と「ハセル」のどちらも長母音だったのが、「イ」の場合は長母音と短母音に分かれるのですか?
「エ」の長母音は4つもあるから、「マレー」より少し短い「ハセル」も長母音に分類されたが、「イ」の場合は「ヒリック・マレー」と「ヒリック・ハセル」の2つしかないからちょうど2つに分かれたのだろう。
母音記号の種類が同じ音で4つもあるなんて信じられない。
「ヒリック・マレー」は「イ」の長母音で、小さな点1つと「ユッド」の文字で表す。
「ヒリック・マレー」マレーで使われている文字は、「ヘット」(柵)、「レーシュ」(頭)、「クフ」(針穴)、「メム」(水)、「ラメッド」(突き棒)です。
「ヘット」(柵)の中で「レーシュ」(頭)を集めて、「クフ」(針穴)のような証拠を集め、「メム」(水)を求めて「ラメッド」(突き棒)を持って旅をする。繊細さと大胆さを合わせ持った人のようだ。
「イ」の短母音「ヒリック・ハセル」は点1つの記号だ。
「ハセル」一族は「エ」でも「オ」でも長母音として戦っているのに、「ヒリック・ハセル」だけは裏切って短母音になっているのか。
ペドロ2世は大げさです。「イ」の母音記号は2つしかないのだから、移動してもいいではないですか。
「ヒリック・ハセル」で使われている文字は、「ヘット」(柵)、「レーシュ」(頭)「クフ」(針穴)、「ヘット」(柵)、「サメフ」(柱)、「レーシュ」(頭」です。
「ヘット」(柵)の中で「レーシュ」(頭)を集めて「クフ」(針穴)のような証拠を探したが見つからず、「ヘット」(柵)の中に留まって「サメフ」(柱)を建てて頭を集めていた。なんだ、結局外の世界に出て行かない臆病な人間か。
母音記号にここまでこだわるのはペドロ2世しかいないと思います。
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