80、ポエニ戦争(40)

文字数 1,177文字

ポエニ戦争について、しばらく間が空いてしまったが、前回までの話は覚えているか?
はい、カンナエの戦いでローマ軍は徹底的にやられました。
カンナエの戦いでのハンニバルの包囲戦は素晴らしかった。
カンナエの戦いでミヌキウスが戦死してしまったのが悲しかったです。
なんか場違いなところに来てしまったようだが・・・
ここではフェニキア文字とヘブライ文字の勉強をして、ポエニ戦争について話を聞いています。
ポエニ戦争というのはカルタゴのハンニバルが出てくる話か。
そうです。作品集には下の画像から入ってください。
第一次ノラの戦いは、紀元前216年にハンニバル・バルカ率いるカルタゴ軍とマルクス・クラウディウス・マルケルス率いるローマ軍との間で戦われた戦闘である。
カルタゴ軍はずっとハンニバルが指揮を執っているのに、ローマ軍の指揮官はどんどん変わっていきますね。
紀元前216年、マルケルスはノラの救援に赴き、バンディウスという土地の名士を味方につけたが、ノラにはいまだハンニバルに味方する者も多くいた。彼らはローマ軍がハンニバルと交戦するために町から出撃すると、後に残された荷物を盗むつもりであった。そこでマルケルスは軍を場内に置き、部隊を城門の傍らに配置し、ノラの住民には城門に近づかないように布告し、荷物を盗まれないようにした。
なんか戦闘準備というよりも泥棒対策みたいです。
ハンニバルがやってくると、マルケルスは自分が陣取っていた城門を開けると騎兵を率いて出撃し、続いて別の城門からも歩兵部隊を出撃させた。さらに第3の門より3つ目の部隊が出てきたため、不意を突かれたカルタゴ軍は混乱に陥り、退却した。プルタルコスによれば、この戦いでカルタゴ軍は5000人を失ったのに対し、ローマ軍の戦死者は500人未満であった。
これで終わりか?ハンニバルの戦いの様子が聞けると期待したのに、随分とあっけないではないか。
少し前に聞いたカンナエの戦いはすごい戦闘でした。
つまり余は完全に出遅れたというわけか。
大丈夫です。まだまだこれからすごい戦闘の話がたくさん出てきます。
フアン1世が狩猟以外のことで熱く語るとは思わなかった。
私は文化や芸術には力を入れていたのです。
しかしプルタルコスによれば、リウィウスはハンニバルの敗北はそれほどのものではなかったとしている。それでもハンニバル相手にも勝ちうることを示して、カンナエで消沈したローマ人を勇気づけた意義は小さくない。その後、ハンニバルは紀元前215年、214年の2度にわたりノラを攻めたが、ついに落とせなかった。
ローマ人の気持ちが少しでも上向きになってよかったです。
フアン1世はカルタゴとローマ、どちらの味方だ?
どちらの味方でもありません。ポエニ戦争は紀元前の出来事、遠い昔の戦いです。それでも昔の出来事を知る中で私達はいろいろなことを学べます。
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