171、ヘブライ語の子音(5)

文字数 1,141文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日はヘブライ文字「ヘー」がつく言葉を見ていこう。「ヘー」は「窓」という意味で発音は「h」である。
ヘブライ文字はみんな似たような形をしているから覚えにくい。
確かにヘブライ文字はほとんど直線で四角形です。線の長さや、どこで閉じているか、少しはみ出しているか、などで文字を区別しなければなりません。そしてヘブライ文字はフェニキア文字と違って丸や三角など具体的な形にもなっていません。でも僕たち人間は文字を見て丸や三角の形だと、まず形が目に入ってしまって文字として覚えにくい、でもヘブライ語はそうではなく似たような形をしているから文字としては発達したのだと思います。
ヘブライ語で「山」は「ハル」と言う。
使っているヘブライ文字は「ヘー」(窓)と「レーシュ」(頭)で母音記号は「ア」の短母音「パタフ」です。
「ヘー」(窓)から「レーシュ」(頭)を出したら遠くに「ハル」(山)が見えた。簡単すぎて面白くない。
「教室」はヘブライ語で「キター」と言う。
使っているヘブライ文字は「カフ」(掌)、「タヴ」(印)、ヘー(窓)で母音記号は「イ」の短母音「ヒリック・ハセル」と「ア」の長母音「カマツ・ガドール」です。
「ヘー」(窓)が語尾に来た場合は、真ん中に点がついてなければ無声となると書いてありました。
「カフ」(掌)に「タヴ」(印)を持って「ヘー」(窓)のある「キター」(教室)にやってきた。これも当たり前すぎて面白くない。余はもっと驚きや感動のある言葉を求めている。
彼女には「ラハ」と言う。
使っているヘブライ文字は「ラメッド」(突き棒)と「ヘー」(窓)で母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」です。
「ヘー」(窓)に点(マピック)がついていると「h」の発音になりますが、現代ヘブライ語では無声となるようです。
「ヘー」(窓)のそばに立つ「ラハ」(彼女に)「ラメド」(突き棒)をプレゼントした。なんか、変な言葉になってしまった。
変ではない。昔は女も「ラメド」(突き棒)を手に持って戦っていたかもしれない。
「高い」という言葉は「ガヴォアハ」という。
使っているヘブライ文字は「ギメル」(ラクダ)、「ヴェート」、「ヘー」(窓)の3文字で、母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」、「オ」の長母音「ホラム・ハセル」、「ア」の短母音「パタフ」です。
わかりやすい「ギメル」(ラクダ)が出てきたが、「ギメル」(ラクダ)と「へー」(窓)なんてどのように組み合わせていいか全くわからない。
「ギメル」(ラクダ)と「ヘー」(窓)がどちらが「ガヴォアハ」(高い)か比べていた。
どんな言葉でも無理やりこじつけてしまうペドロ2世はある意味天才かもしれません。
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