182、ヘブライ語の子音(16)

文字数 897文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日は「レーシュ」を使う言葉を見ていこう。「レーシュ」は「頭」という意味で発音は「r」になる。
以前勉強した時、「クフ」(針穴)の次の言葉が何か、問題になりました。「クフ」(針穴)より小さな物があるわけないと・・・
語学の天才ペドロ2世は「クフ」(針穴)の次の文字について天才的な閃きを示した。「クフ」(針穴)より小さな物は存在しない。だが、存在しなくても「レーシュ」(頭)を使って想像すれば、「クフ」(針穴)より小さな物も考えられる。そして「クフ」(針穴)の次の文字を「レーシュ」(頭)にした。
ペドロ2世、「クフ」(針穴)の次の文字を「レーシュ」(頭)にしたのは昔のフェニキア人であって、ペドロ2世ではありません。
そんなことは分かっている。余は自分の閃きを自慢したいだけだ。
「レーシュ」(頭)を使った言葉に「レゲル」(足)がある。
「レゲル」(足)に使われている文字は「レーシュ」(頭)と「ギメル」(ラクダ)と「ラメッド」(突き棒)で母音記号は「エ」の短母音「セゴール」が2つです。
「レゲル」(足)と「レーシュ」(頭)と「ギメル」(ラクダ)と「ラメッド」(突き棒)なんてどのように結び付けたらいいのか全くわからない。
この場合は「ギメル」(ラクダ)がポイントとなる。ラクダはどこに住んでいる?
砂漠です。
雄牛なら柵を使って囲うこともできるけど、砂漠では柵は作れない。昼間は「ラメッド」(突き棒)を使って「ギメル」(ラクダ)を動かすことができるけど、夜は逃げられてしまうかもしれない。さあどうする?「レーシュ」(頭)を使ってよく考えてくれ。
わかった!「ギメル」(ラクダ)の「レゲル」(足)を夜になったら縛っておけばいいのです。「レゲル」(足)に紐をつけて遠くに行かれないようにすれば柵がなくても逃げられることはありません。砂漠で暮らしていくには、「ギメル」(ラクダ)はとても大切な家畜です。
その通りである。「ギメル」(ラクダ)という動物について知識があればこそ、このような答えが導き出せる。語学を極めるためには幅広い知識が必要である。
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