149、後ろに続かない文字(1)

文字数 848文字

アラビア語の文字の中には連結形で後ろに文字が続かない字があります。作品集は下の画像から入ってください。
アラビア文字のアリフ、ダール、ザール、ラー、ザーイ、ワーウの6文字は連結形で後ろに字を続けない。
アリフ、アレフ、雄牛、ダール、ダレト、扉、ザール、ダレト、扉、ラー、レシュ、頭、ザーイ、ザイン、武器、ワーウ、ワウ、鉤、フェニキア文字やヘブライ文字での意味や発音は後ろに文字を続けるかどうかとあまり関係なさそうですね。
後ろに字を続けない文字、アリフ、ダール、ザール、ラー、ザーイ、ワーウには共通点がある。
ダールとザール、ラーとザーイは上に点があるかどうかの違いだけでとてもよく似ています。
1つ1つの違いを見るのではなく、6つの字に共通するものを探し出す必要がある。彼らがなぜ仲間の兵士と手を繋ぐことをかたくなに拒み、孤独に生きるようになったか、その答えが見つかるであろう。
連結形で後ろに文字が続くか続かないかということがそんなに大切なことなのですか?
文字について深く知るにはその文字をじっと見る必要がある。それぞれの字の内面を知ることで、なぜ後ろに文字が続かなくなったか、その心を理解できる。
文字の内面や心なんてわかりませんよ。もったいぶらないで早く教えてください。
アリフ、ダール。ザール、ラー、ザーイ、ワーウの6文字は背中を丸め、孤独に耐えている。ここで手を伸ばしてしまえば、もはや自分が何者であるか、そのアイデンティティが崩れてしまう。葛藤が続く中、ついに彼らはアイデンティティを守ることを選択し、仲間と手をつなぐことを諦めた。彼らは己が何者であるかを最後まで問い続けた勇者たちだ。
ペドロ2世の言葉は神秘に満ちて哲学的だ。
ペドロ2世は大げさです。連結形で後ろに続かない文字があるというだけなのに・・・
連結形で後ろに文字を続けないというのは、その文字はそこで区切って新たに次の文字を語頭から書いた方がわかりやすいからだと思います。ダラダラと続けるよりも1度区切った方がよいこともたくさんあります。
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