172、ヘブライ語の子音(6)

文字数 1,106文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
今日は「ヴァヴ」(鉤)のつく言葉を見ていこう。「ヴァヴ」は「v」の発音である。
「鉤」はどういう物だった?
鉤はこういう物で、船などを港に引っ掛けるのに使います。
ダビデはヘブライ語で「ダヴィッド」というが、ダビデについては何か知っているか?
ダビデは少年の時に最強の敵ゴリアテを倒してイスラエルの王になりました。
「ダヴィッド」はヘブライ語ではどのような文字が使われているかな。
「ダヴィッド」(ダビデ)は「ダレット」(扉)、「ヴァヴ」(鉤)、「ダレット」(扉)の3文字が使われ、母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」と「イ」の短母音「ヒリック・ハセル」です。
「ダヴィッド」(ダビデ)は「ダレット」(扉)を開いて外に出て、「ヴァヴ」(鉤)で敵を倒し、家に帰ってまた「ダレット」(扉)を開いた。
ダビデがゴリアテを倒した武器は「ヴァヴ」(鉤)ではなくて投石器です。
細かいことは気にしなくてよい。
「グーフ」と言う言葉は「体」を意味しているが、「ヴァヴ」は「ウ」の母音記号として使われている。
「グーフ」には「ギメル」(ラクダ)、「ヴァヴ」(鉤)、「フェー」の3つの文字が使われています。
だが、意味がある文字は「ギメル」(ラクダ)だ。これは困った。人間の「グーフ」(体)には「ギメル」(ラクダ)しか残っていないのか。
でもヘブライ文字の「ギメル」(ラクダ)は人間が歩いているようにも見えます。
フアン1世の意見には従いたくないが、今回はしかたない。
ヘブライ語で「穴」を「ボール」と言うが、ここでも「ヴァヴ」は「オ」の母音記号として使われている。
「ボール」(穴)で使われている文字は「ベート」(家)、ヴァヴ(鉤)、「レーシュ」(頭)の3つの文字です。
「ベート」(家)に「ボール」(穴)が開いたから、「レーシュ」(頭)を使って考えよう。うーん、あんまり面白くない。ヘブライ語はアラビア語のようにドラマチックな解釈ができる言葉があまりない。
「ザイン」は「武器」という意味で、発音は「z」である。「ザイン」を使った言葉に「ザハヴ」(金)がある。
「ザハヴ」(金)に使われている文字は「ザイン」(武器)、「ヘー」(窓)、「ヴェート」の3文字で、母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」が2つ使われています。
「ザイン」(武器)を使って「ヘー」(窓)を割り「ザハヴ」(金)を盗み出す。まるで強盗だ。
いつの時代でも「ザハヴ」(金)は価値ある物で守るのが大変、「ザハヴ」(金)を巡っての殺し合いも数多く行われたでしょう。言葉は対象となる物の価値や人間の行動も表現しています。
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