144、アラビア文字の母音記号と連結形(2)

文字数 790文字

アラビア文字の母音記号と連結形についての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
アラビア語の母音記号についてもう1度見ておこう。ファトハは文字の上について「a」の発音、カスラは文字の下について「i」の発音、ダンマは文字の上について「u」の発音となる。スクーンは文字の上について子音のみの発音となる。
あれ、ペドロ2世が元気がないですね。
余はアラビア文字に「e」と「o」の発音がないということに大きなショックを受けた。このまま他の言語でも「e」と「o」の母音がなくなってしまえば、誰も余の名前を正確に呼んでくれなくなる。
大丈夫です、ペドロ2世。スペイン語はものすごくたくさん「e」と「o」の母音を使っていて、動詞の活用形になったり、アクセント記号がついている単語もたくさんあります。スペイン語で「e」と「o」の母音がなくなってしまうことは絶対にありません。
では最初にシャムス(太陽)という言葉を見ていこう。
太陽はスペイン語ではsol(ソル)と言う。この言葉には母音「o」が使われている。
シャムス(太陽)にはシーン、ミーム、スィーンの3つの文字が使われています。シーンとスィーンはよくにているけど、シーンは上に3つの点がついています。フェニキア文字ではどちらも同じシン(歯)ですが、ヘブライ文字の場合は点の位置が移動しています。
ヘブライ文字では歯のゴミが移動しているシン(歯)のことか。
歯のゴミとか点々という言い方ではなく、司令官とか兵士と言って欲しいが、今日の余はそれを訂正する元気はない。
シーンはsh(シャ行)、ミームはm、スィーンはsで、それぞれ語頭、語中、語尾の形でつなげて書き、最後に点と母音記号のファトハ、スクーン、ダンマを書き加えます。
なんだ、アラビア文字は難しいと思ったが、仕組みが分かれば簡単ではないか。この調子でアラビア語の色々な言葉をどんどん覚えていきたい。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色