217、ウガリト文字の学習(19)
文字数 1,009文字
22番のウガリト文字は人間ではなく神の目であると考えてはどうですか?「アイン」(目)はフェニキア文字では丸くて人間や動物の目に見えます。でもウガリト文字の場合は切れ長で人間ではなく神の目のように見えます。
神殿が作られ、神の目に似た形や文字がそこに刻まれた時、人間は神の目を意識して生きていきます。神の目から見て過ちを犯していないか、罪を犯していないか、常に自分に問いかけながら生きるため、秩序が生まれ暮らしは安定します。
私は王妃に宮廷を牛耳られてアラゴンの財政を傾けてしまい、死んだ時に王にふさわしい立派な棺を作ってもらうことができずに亡霊になってしまいました。でも今はそれでよかったと思っています。天国へ行く代わりにアラゴン王の祖先やヴェンツェルと一緒に学ぶことができる、これは大きなチャンスです。私たちは当時の価値観、神の目に合う生き方ができずに天国の門から締め出されてしまいました。でも私たちは本当に間違っていたのでしょうか?その時代の価値観や聖職者たちが間違っていたのかもしれません。