152、後ろに続かない文字(4)

文字数 1,005文字

アラビア語の連結形で後ろに続かない文字についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
今日はアラビア文字でハラムという言葉を見てみよう。ハラムにはピラミッドという意味がある。
僕はアラビア文字でのハラム(ピラミッド)を見て、それぞれの独立形ではなく、連結形の最初の文字に注目しました。これは目の形です。それも普通の目ではない、真実を見通す神の目です。
そのように見えたのか、続けなさい。
これは僕の想像ですが、昔、ピラミッドの中では特別な儀式が行われました。その儀式を受けた人は、今まで見えなかったものが見えるようになり、神の叡智を直接受け取ることができるようになるのです。窓を開けて外の世界を見るように、全く新しい世界が見え、新しい思考が生まれるのです。それはその人にとって大変なことでもあるから、長い年月にわたって訓練を受けた人だけがその儀式を受けることができました。
そのようなこともあったかもしれない。ピラミッドについては500年後(現代)でもまだすべてがわかったわけではなく、謎に包まれている。
目の形はおいといて、アラビア語のハラム(ピラミッド)はハー(h)、ラー(r)、ミーム(m)の3つの文字でできています。
ハーはヘー(窓)、ラーはレシュ(頭)、ミームはメム(水)に対応する。ピラミッドの中で人間の心のハー(窓)が開き、今まで見えなかったものが見え、神の叡智を受け取ることができるようになる。その叡智は直接ラー(頭)へと貯えられ、そして儀式にはメム(水)が必要になる。
ペドロ2世、どうしたのですか?私にはよくわからないです。
ハラム(ピラミッド)という言葉をアラビア文字の連結形にすると、最初に目の形になる。これは全てを見通す神の目と同じだ。そして受け取った叡智はすぐにラー(頭)へと貯えられる。ラーの後ろには文字は続かない。なぜならば受け取った叡智は熟考し、自分のものにしなければならないからだ。その後新しくミーム(水)から始まり、ハラム(ピラミッド)の中で受け取った叡智は水(河)を通じて伝えられていく。
ペドロ2世師匠の言葉は美しく完璧だ。
なんかフェリペが言ったことを真似しているようにも聞こえますが・・・
僕が直感で受け取ったことを上手く言葉にしてくれてうれしいです。
最後に母音記号のファトハとダンマをつければ完成する。アラビア語とアラビア文字は本当に奥が深い。余はその魅力の虜になってしまった。
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