92、ヘブライ文字と発音記号（7）
文字数 837文字
ヘブライ文字と発音記号についての続きです。作品集には下の画像から入って下さい。
今日はユッドから見ていこう。
ヘブライ文字のユッドは見覚えがある。これは・・・ペドロ2世が言っていた長母音の目印の旗ではないか。
ヘブライ文字のユッドはエの長母音ツェレー・マレーとイの長母音ヒリック・マレーに使われています。
フェニキア文字、ヘブライ文字のユッドは手という意味がある。
フェニキア文字のテットが完璧な車輪の形をしていたのに比べ、同じフェニキア文字なのにユッドは随分適当ではないか。手には見えない。
フェニキア文字も全部が元の形を想像できるものではなく、形が変わってしまったものもあるようです。
ヘブライ文字のユッドは目印の旗にしか見えない。
ペドロ2世の解説が印象が強過ぎて、ヴェンツェルはすっかりそれで覚えてしまったようです。
いいではないか。余の説明は簡単でわかりやすく力強い。読者の皆様もきっとそう思っている。
確かにヘブライ文字のユッドは準母音として使われることも多いが、子音として使われることもある。子音の時はｊの発音だ。
ユッドの発音はユッドに長母音のシュルック、そして最後がｄの音のダレットです。
最後は子音だけで終わることが多いのだな。
最後は長母音を入れてのんびりしているわけにはいかない。次の戦いに向けて出発しなければならないから、子音だけ残してその場所は撤収する。
ヘブライ語の規則は軍隊の規則とよく似ている。
ヴェンツェル、ペドロ2世の言うことはかなり適当です。
ヘブライ文字のハフはフェニキア文字にはない。発音はｘで次のカフとよく似ているがダゲッシュと呼ばれる点がついてない。
ハフもまた完全包囲を嫌うヘブライ文字の特徴がよく出ている。
ハフの発音はハフの字に長母音アのカマツ・カドール、そしてｆの発音フェーのソフィートです。
長母音の旗は出てこないのか？
長母音でユッドを使うのはエのツェレー・マレーとイのヒリック・マレーだけです。
ヴェンツェルが余の意見をしっかり覚えていてくれてうれしい。
