174、ヘブライ語の子音(8)

文字数 915文字

ヘブライ語の子音についての続きです。作品集は下の画像から入ってください。
今日は「ユッド」の文字を使った言葉を見ていこう。「ユッド」(手)は「j」の発音だが、日本語では「ヤ、ユ、ヨ」になる。
「ユッド」(手)と「カフ」(掌)はどこが違うのだろう?
「ユッド」(手)は肩から指先までを指すが、「カフ」(掌)は5本の指とその真ん中の部分だ。手を伸ばすと言っても、掌を伸ばすとは言わない。掌は何かを持って包み込むのに使う。
「ユッド」を使う言葉に「ヤッド」(手)がある。
「ヤッド」(手)は「ユッド」(手)と「ダレット」(扉)の文字が使われ、母音記号は「ア」の長母音「カマツ・ガドール」です。
「ユッド」(手)を使って「ダレット」(扉)を開けようとしたが開かないので他の人の「ヤッド」も使った。簡単すぎてつまらない。
いや、ヘブライ語もまたアラビア語と同じように簡単な言葉にも深い意味がある。「ダレット」(扉)は「ベート」(家)の中と外を分けている。外の世界に行くためには「ダレット」(扉)を開けなければならない。そして「ダレット」(扉)を開けるには「ユッド」(手)を使わなければいけない。何か行動を起こす時「ユッド」(手)は必ず必要になってくる。
私たち王は自分の「ユッド」(手)を使って重い「ダレット」を開けたりなんかしません。大変なことは全部周りの者がやってくれました。
実際に自分の「ユッド」(手)を使って「ダレット」(扉)を開けていたかどうかを問題にしているのではない。「ダレット」(扉)を開けるという言葉は外の世界に向かうということの象徴で、そのために「ユッド」(手)が必要だと言いたいのだ。
「ヒー」という言葉は「彼女は」という意味で「ユッド」が使われているが、この場合は母音記号として使われている。
「ヒー」(彼女は)に使われている文字は「ヘー」(窓)、「ユッド」(手)、「アレフ」(雄牛)の3文字で、「ユッド」は「イ」の長母音「ヒリック・マレー」として使われています。
「ヒー」(彼女は)、「ヘー」(窓)を「ユッド」(手)で開けて「アレフ」(雄牛)を見た。なんかよくわからない文になった。
よくわからない時は深く考えずにどんどん先に進めばよい。
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