53、フェニキア語をフェニキア文字にすると

文字数 928文字

フェニキア文字が書いてある言葉を見つけるのは難しく、人名や地名で探したのですが、少ししかありませんでした。そんな中で、フェニキア語という言葉がフェニキア文字も書いてあったのでここで紹介します。作品集には下の画像から入ってください。
これはフェニキア語を調べたらアルファベットとフェニキア文字が書いてあったので写しました。ダバリム カナ アニムと読めばいいのでしょうか?
とりあえず、その読み方で説明していこう。まずダバリムの方はダレト(扉)、ベト(家)、レシュ(頭)、ヨド(手)、メム(水)の5つの文字が使われている。
フェニキア語の中でこの5文字の内ヨド(手)以外の文字は本当によく使われています。
ダレト(扉)、ベト(家)、レシュ(頭)、ヨド(手)、メム(水)の5文字か。だんだんフェニキア文字でよく使われる字の傾向がわかってきた。
それにフェニキア文字は音素文字だけど象形文字のようなかわいらしさがあります。字の形からいろいろな想像ができます。
ダレト(扉)を開けてベト(家)を出てレシュ(頭)について旅に出て、船をヨド(手)で漕いで広大なメム(水)の世界を旅する。こんなイメージでしょうか?
メムという字がいかにも水らしくてかわいらしいです。
次にカナ・アニムの部分だが、これはカフ(掌)、ヌン(魚)、アイン(目)、ヌン(魚)、ヨド(手)、メム(水)の6文字が使われている。
カフ(掌)に取ったヌン(魚)がいて、アイン(目)を使ってよく調べても、やっぱりヌン(魚)でヨド(手)にはメム(水)がついていた。
なんだ、それは?
だって同じ文字ばかり使われているから、あんまりイメージが出てこないです。
ダレト(扉)を開けてベト(家)を出た。レシュ(頭)を上げ、ヨド(手)にはメム(水)を入れた壺を持っていた。カフ(掌)を開けばヌン(魚)がいて、アイン(目)を使ってよく見たが、やっぱりヌン(魚)でヨド(手)はメム(水)で濡れていた。
ニコラさん、あんまり違いはないです。
フェニキア文字についてはだいぶ慣れて読めるようになってきました。でもヘブライ文字とアラビア文字は全然読めません。
それならば次回からはフェニキア文字とヘブライ文字を並べて比べ、形や特徴を覚えていくことにしよう。
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