79、ヘブライ語の母音記号(6)

文字数 1,104文字

ヘブライ語の母音記号についてまとめをしよう。
作品集については下の画像から入ってください。
『ヘブライ語入門』の本を参考にして書いています。
「ア」と発音するカマツ・カドール(長)、パタフ(短)、ハタフ・パタフ(最短)の母音記号は?
「ア」と発音する母音記号は横の棒が入り、カマツ・カドール(長)は横棒の下に点、パタフ(短)が横棒だけ、ハタフ・パタフ(最短)が棒の横に縦の点が2つです。
最短を表すハタフは縦に並んだ2つの点、つまり見張の兵2人を先に出している。
「エ」と発音するツェレー・マレー(長)、ツェレー・ハセル(長)、セゴール(短)、ハタフ・セゴール(最短)については?
「エ」と発音する時は横に並んだ点2つが基本です。ツェレー・マレー(長)はユッドに横の点2つ、ツェレー・ハセル(長)は横の点2つ、セゴール(短)は横の点2つの下に点1つ、ハタフ・セゴール(最短)は縦2つの点ハタフと3つの点セゴールを組み合わせたものです。
長母音は目立つように旗を持つ。ツェレー・マレーのユッドが旗となる。逆に短母音は素早く動くために旗など余計な物は持たない。そして最短のハセルは先に2人の見張りを出して最短だと警告する。
「イ」と発音するヒリック・マレー(長)とヒリック・ハセルについては?
「イ」の発音は基本が点1つで、ヒリック・マレー(長)がユッドと点1つ、ヒリック・ハセル(短)が点1つです。
「イ」については余が説明するまでもない。旗を持っているか持ってないかの違いだけだ。
「オ」の発音は1番複雑だが、ホラム・マレー(長)、ホラム・ハセル(長)、カマツ・カタン(短)、ハタフ・カマツ(最短)の区別はつくかな?
ホラム・マレー(長)がヴァヴの上に点、ホラム・ハセル(長)がアレフの上に点、カマツ・カタン(短)がカマツ・ガドールと同じで横棒の下に点、ハタフ・カマツ(最短)が先にペドロ2世の言う2人の見張り、縦の点2つを書いてカマツの横棒の下に点です。
「ウ」の発音シュルック(長)とクブツ(短)は?
シュルック(長)はヴァヴと点1つ、クブツは斜めに点3つです。
シュルックはヴァヴという武器を持ち、クブツは3人の兵が斜めに並んでいる。
え、ヴァヴの場合は武器になるのですか?
ヴァヴは鉤という意味だ。武器と考えた方がかっこいいだろう。
シェバー・ナー(半母音エ)とシェバー・ナハ(無母音)は?
シェバー・ナー(半母音エ)とシェバー・ナハ(無母音)はどちらも同じ縦の点2つです。
これでヘブライ語の母音記号について学習が終わったので、次回からはヘブライ語のアレフベートの読み方をヘブライ文字で示し、母音記号がどのように使われているか調べてみよう。
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