安倍文殊院(2024.5.7)

文字数 447文字

 安倍晴明の出生地と言われている安倍文殊院は、神社でもなく寺院でもないような独特な雰囲気が漂う場所でした。日本のような日本でないような。何というか、別世界の空気感がありました。言い方が正しくないかもしれませんが、良く分からないけれど面白いと興味を持ちました。

 本堂の「渡海文殊群像」は国宝です。
 騎獅文殊菩薩像が想像していたよりも、随分と大きくて驚きました。文殊菩薩像を拝むだけでも価値があると思います。とても立派な菩薩像です。
 そして、直ぐ近くに佇む善財童子がいい。とにかく可愛らしくて、見ているだけで心がほっこりとします。

 せっかくなので金閣浮御堂の「七まいり」(御堂の回廊を「おさめ札」を納めながら七回まわる)も体験してみましたが、七回まわることでだんだんと心が定まっていくことを実感できました。「まわる」が「まいる」という気持ちに変わって行きました。

 マンションから時々、京都の晴明神社には歩いて行くのですが、奈良の安倍文殊院は初めてでした。いやぁ、とにかく個性的です。また行きたいな。
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