ひもの野郎(2023.12.4)

文字数 400文字

 新幹線に乗るまでに時間ができたので、東京駅八重洲地下街の「ひもの野郎」という居酒屋でとろさば定食を注文する。色々な干物が載ったメニュー表には焼き上がり時間が書いてあり、なかなか親切でユニークだ。店を仕切っているのは目鼻立ちのしっかりとした(たぶん)インド人で、日本人の若いアルバイトに次々と適切な指示を出す。そして、来客があると「いらっしゃいませ」と誰よりも大きな声で出迎える。実に気持ちの良い接客ぶりだ。そして(たぶん)インド人の店員が焼いたとろさばはこんがりと程よい焼き加減でご飯がすすむ。しっかりとした干物で塩加減がちょうど良い。大根おろしも付いて、満足感は高い。まぁ、安くはないけどね。
 いつもは弁当で、時間がある時はラーメンが多いのだが、たまには干物も良いものだ。今日は時間がなかったので定食にしたが、干物で日本酒は最高だろうな。それにしても「ひもの野郎」という店名はなかなか攻めている。
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