Jリーグ開幕(2024.2.23)

文字数 819文字

 新スタジアム「エディオンピースウィング広島」で開幕となったJリーグ。
 
 広島vs浦和(スキッベ監督vsヘグモ監督)をテレビ観戦した。

 とても興味深い一戦だったが、やはりスキッベ監督が率いて3シーズン目となる広島の成熟度が優った印象。

 広島2-0浦和

 湘南から移籍した大橋の2ゴールは、泥臭いストライカーの本領発揮で素晴らしかった。おそらく、もっと高額な年俸を提示したクラブもあったはずだが、大橋が広島を選択したのは正解だったと思う。いくら年俸が高くても、自分のプレーが活かされないチームでは移籍した意味がない。湘南で毎年のように降格争いに巻き込まれたことで強くなったことも事実だが、やはり優勝争いができるクラブでプレーしたかったのだろう。中央大学時代の後輩である加藤が在籍しているのも大きな判断材料になったと思う。
 そして、満田誠。現在、Jリーグでプレーする選手の中で最も魅力を感じる選手だ。ボランチで川村とコンビを組んでチームバランスを取った後、2列目に上がって持ち前の攻撃力を活かした。パス、ドリブル、シュート。どれも優れており、観ていて楽しい。

 浦和は選手層だけ見れば、広島を上回る。特に攻撃陣はテコ入れしたので、ワントップのチアゴ・サンタナを中心に破壊力を期待したのだが、無得点に終わった。広島と違ってヘグモ監督になって初戦なので、これからチームとして成長すると思う。日程等を考えると、リーグ戦に集中できる浦和が優勝候補の筆頭であると個人的には思っている。ただ、チアゴ・サンタナと周囲の連携がまだまだだし、今日はほとんど機能しなかった。先発した松尾、関根や途中出場の前田をはじめドリブルで状況を打開できる選手が多いので、あとは誰が得点するかだと思う。ヘグモ監督は実践を通じて、徐々にスタメンを固めていくのではないだろうか。

 新スタジアム「エディオンピースウィング広島」は画面を通じても素晴らしい環境で、是非とも訪れたいと思った。
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