『無人島のふたり』山本文緒(新潮社)(2022.12.3)

文字数 158文字

 タイトルの意味が心の奥の奥まで静かに染み込んだ。読み終えた後、しばらく時が止まった。
 ちょうど、単身赴任先から自宅へ戻る途中で、新幹線の窓からは富士山が妙にくっきりと見えて、僕は妻のLINEにコメントした。

「明日、久しぶりに出かけないか?」

 山本さんの人生の幕引きを通じて学んだことは、日々を大切に生きることです。
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