京都市交響楽団定期演奏会(2024.4.13)

文字数 725文字

 先週のスプリングコンサートが素晴らしかったので、連続で鑑賞となりました。

 第688回定期演奏会 
 指揮:ペドロ・アルフテル
 独奏:辻彩奈(ヴァイオリン)

 14:30開演でしたが、14:00からペドロ氏のお話が聞けるということで少し早めに到着しました。クラシックのコンサートに不慣れなので、こういうケースが普通なのかどうかは分かりませんが、指揮者の人柄や演奏会に対する思いを知ることができて素晴らしいと思いました。着席していたのは半分くらいで、あとは会場の外で過ごされている感じ。割と自由な雰囲気です。

①プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番ト短調 作品63
ソリストの辻彩奈さんの世界ではありますが、交響楽団も辻さんがより輝けるようにしっかりとサポートしている。オーケストラの良さを実感しました。辻さんはアンコールにも応えられて、テクニックも抜群でした。

②R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64
50分に渡る交響曲ですが、ステージに演奏者が乗り切れないので、後方の2階席壁前でトランペットなどを吹くという珍しい構成でした。なおかつ、ヘッケルフォン、カウベル、ウィンドマシン、サンダーマシンといった変わり種の楽器も加わって、なかなか面白い演奏でした。 ペドロ・アルフテルの指揮は、手振り身振りが大きいけれど優雅で、実に美しい。あっという間でした。

 定期的に聴きに行きたいな、と思います。

 不思議なのは、休憩時間が20分あるのですが、多くの人がロビーに出て、売店でワインやビールを買って飲んでいるのです。けっこう、ハイペースで。僕もやってみたかったですが、間違いなく眠くなるのでやめておきました。アルコールも含めて楽しむものなのだと感心しました。
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