鳴き龍(2024.1.29)

文字数 409文字

 「京の冬の旅」で特別公開している泉涌寺舎利殿、相国寺法堂で鳴き龍を観てきた。それぞれ特色のある迫力満点の龍図で、辰年の一月に手を叩けて良かったと思っている。三月中旬頃までは拝観できる。

 それにしても、やはり龍は人気です。十二支で実在しない辰年だけ盛り上がるのは不公平だと思いつつ、戌年生まれなのにあやかりたいと思ってしまう。どの寺社に行っても、何かしら龍にまつわる宝物があるものだ。

 東福寺駅の近くにある滝尾神社は、駅前の地図には記載されない小さな神社なのだが、龍の彫像が有名でかなり賑わっていた。

 昨日書いた貴船神社も「水」の神社なので、龍にまつわる聖地である。御朱印、木札、マグネットなど、龍に関係した出費もついつい嵩む。十二年に一度と思えば、多少は仕方ないか。

 そういえば……菩提寺にも鳴き龍があった。なにも、遠くまで行かなくてもいいのに、と怒られそうだが、泉涌寺、相国寺ともに実物を観ると大きさに圧倒される。
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