昼吞み(2022.11.23)

文字数 262文字

 昼間から日本酒を吞んで眠くなる。睡眠不足ですきっ腹だから当たり前だ。なんて贅沢な休日の過ごし方なのだろう。勤労感謝の日くらい、山積みになった仕事は忘れてしまえ。誰も感謝してくれないけど、自分で自分を褒めてやる。すっかり酔っても、仕事は忘れても、下手な詩は書く。詩作は仕事ではないから。残業が続いても、休日出勤が続いても、僕を保つのは日本酒による心身の弛緩ではなく、下手な詩を書くことなのだ。実に安上りなオジサンだなぁ、と感心しながら杯を重ねる。

 さて、そろそろ書くか。

 酔っぱらって書くと、案外といい詩が書けたりするのだ。
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