『音の蛹』セリザワケイコ(七草書房)(2024.2.14)
文字数 350文字
知人から頂いた詩集です。2014.4.8が発行日だから、10年近くの時間が経過していますが、無茶苦茶刺激的な詩が並んでいます。
最近は詩集を読む機会が多いのだけれど、『音の蛹』は異質だなぁ。言葉の引き算ではなく、完全なる足し算。時には掛け算にもなる。言葉の積み重なりに圧倒されるのだが、無駄打ちではなくて、どれも効果的。なおかつ、ところどころにもの凄い破壊力を持った言葉が待ち構える。
帯には『「詩のボクシング」全国民大会でチャンピオンに輝き』とある。二人がお互いに詩を読み合い戦う「詩のボクシング」のチャンピオンなのだ。そりゃ、言葉の破壊力は凄いに決まっている。ジャブ、フック、ボディにワンツー、時にアッパーを繰り出し、常にカウンターを狙っている。いやぁ、完全にKOされた。凄い詩人がいたものだ。
最近は詩集を読む機会が多いのだけれど、『音の蛹』は異質だなぁ。言葉の引き算ではなく、完全なる足し算。時には掛け算にもなる。言葉の積み重なりに圧倒されるのだが、無駄打ちではなくて、どれも効果的。なおかつ、ところどころにもの凄い破壊力を持った言葉が待ち構える。
帯には『「詩のボクシング」全国民大会でチャンピオンに輝き』とある。二人がお互いに詩を読み合い戦う「詩のボクシング」のチャンピオンなのだ。そりゃ、言葉の破壊力は凄いに決まっている。ジャブ、フック、ボディにワンツー、時にアッパーを繰り出し、常にカウンターを狙っている。いやぁ、完全にKOされた。凄い詩人がいたものだ。