京都市交響楽団スプリング・コンサート(2024.4.7)

文字数 726文字

 オーケストラは数十年ぶり。そもそもクラシックは全く聴かないのだが、最近、ピアニストを中心にSpotifyで眠る前に聴くようになり、坂本龍一、小澤征爾が亡くなった際にも聴いたりしているうちに、一回出掛けてみようかなと思ったのだ。近いし、安いし。

 地下鉄北山駅から歩いてすぐの京都コンサートホール・大ホール。

 指揮 リオ・クオクマン
 独奏 桑山彩子(オルガン)
管弦楽 京都市交響楽団

 指揮者もオルガン奏者も全く知らなかったが、驚いた。大迫力なのだ。特にパイプオルガンがホーム全体に響き渡ると鳥肌が立つくらいに圧倒されてしまった。そして、指揮者がスマートでカッコいい。背中を見ている訳だが、全身を使いながらの指揮は素晴らしいと思った。もちろん、京都市交響楽団の音の一体感は流石という印象。

 拍手をずっとし続けて、指揮者が何度も挨拶に現れるのは、クラシックならでは。もちろん、ライブでもあるけれ、どちらかと言えばアンコール色が強い。「生」で聴いて、観客と一緒になって拍手するのは何とも言えず良い。

 今日の演奏がどのようなレベルにあるのかは、僕は正直分からない。けれど、僕の中ではとても素晴らしく、感動レベルだった。やはり「生」演奏は凄いなぁ。

 素晴らしい、凄い、感動。それしか言えないが、バンドと違って、関わっている人数や楽器の種類が多くて、それらが絶妙な関係性を保ちながら音を作っていくのだから、感動するでしょ。いやぁ、本当に良かった。

 ♪ベルリオーズ;序曲「ローマの謝肉祭」作品9
♪プーランク;オルガン協奏曲 ト短調
 ♪サン・サーンス;交響曲 第3番ハ短調作品78(オルガンつき)

 初めて聴く曲ばかりでしたが(苦笑)、どれもグッドでした。
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