日本1-2スウェーデン(2023.8.12)

文字数 572文字

 一日経って、気持ちの整理がついた。
 やはりスウェーデンは強かったなぁ、と思う。高さに頼ったパワープレーだけでなく、寄せも早く、特に宮澤や長谷川に対しては徹底して前を向かせない守備を見せた。そして、サイドから崩してフリーになった選手がシュートを打つという場面で「差」を感じた。失点シーンはクリアをしきれずに決められた、ハンドによるPKなので不運とも言えるが、流れの中で失点していてもおかしくはなかったと思う。キャプテンの熊谷が調子が宜しくなかったこともあり、不安定な前半が試合結果に直結したと言える。
 僕のイチオシである杉田が先発したので大いに期待したけれど、良さが出せないまま後半から遠藤に交代となったのも残念だった。中盤ならどこでもこなせる選手ではあるけれど、ベストポジションではないと思う。前半を凌いで、後半から遠藤のドリブルで疲労した相手を突き崩すという戦術だったのかもしれないが、前半のスウェーデンの猛攻が試合を難しくした。体格が違う相手にボールを回してゴールまで結びつけるというイメージが前半はほとんどできないほどの「差」だった。
 ただ、大会前よりも日本代表のスタイルが確実にできつつあることは間違いないし、選手も若いので今後の成長が楽しみだと思った。とても楽しませてもらいました。なでしこジャパンの皆さん、ありがとうございました。
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