結婚記念日ランチ(2023.4.22)

文字数 614文字

 明日が28回目の結婚記念日なので、一日早いが少し贅沢なランチに出掛けてきた。妻と銀座で待ち合わせて某中華料理店でゆっくりと。今朝、東海道新幹線が遅延していたため、列車変更して何とか間に合って良かった(43分遅れ)。考えてみれば、そんな感じの28年だった気がする。色々と起きても、なんだかんだと揉めても、ギリギリ大丈夫…みたいな。なので、今日も「らしい」と言えば「らしい」プチトラブルだった。
 銀座で待ち合わせ、なんて言うと、あたかも行き慣れている風だが、数年ぶりだ。コロナ禍以降では初めて。東京の片田舎暮らしなので、高級ブランドが立ち並ぶビルは見るだけで入ることはない(買えないし、入る勇気もない)。外国人観光客が列を作って入店待ちしているのを眺めて、日本経済(というか、自分の家計)を悲観するのが精一杯。
 料理は味付けがとても繊細で、ボリュームもちょうど良くて、中華料理と言えば「餃子の王将」専門の我々にとってはまさに非日常的なランチを楽しめた。「やっぱり、王将とは違うね」と店員が聞いたら怒り出しそうな会話をしながら、サービスを受ける時は庶民でないふりをしたが、完全にバレていると思う。まぁ、庶民でないふりをするのも楽しみの一つなのだが。
 
 店を出ると歩行者天国になっており、二人でぶらぶらして、中華料理以上に楽しみにしていた喫茶店に20分並んでお目当てのブレンド珈琲を飲んで帰宅しました。29年目もよろしくお願いします。
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