ピークまたピーク(2023.10.22)

文字数 758文字

 終電に乗れずタクシーで帰宅し、再び早朝に出社する。
 そんな1週間でした。いやいや、ここ2週間はずっとそんな感じ。
 本決算の時期、経理部で働いていると毎年のことながら、年々年を取るので正直しんどい。もちろん、DXで便利になったことも多いはずなのに、毎年のように税制改正があって、経理業務は増える一方というのが現実です。もちろん、土日もどちらかは出社している。しなければ間に合わない。けれど、経理部は人が多い……なんて言われる訳で、なかなかツライところです。

 先日、中島みゆき「ファイト!」に励まされていると書いたけれど、その後はやはり鬼束ちひろに移行し、それでも心は落ち着かず、疲労も限界突破した昨晩は「マツケンサンバⅡ」を聴いたら、もうなるようになれ!! と開き直りました。もはや、歌詞を噛みしめるなんていう余裕はなく、発散させることが最優先になった訳です。いやぁ、「マツケンサンバⅡ」は素晴らしい。悩みも疲れもすっかりと吹っ飛びました。

 今日も出社したらさすがに倒れてしまいそうで自制しておりましたが、マンションの外が何やら騒がしくて、ベランダから見下ろしたら、烏丸御池の交差点が交通規制されて人がたくさん並んでいる。そう、今日は「時代祭」なのでした。「時代祭」も忘れるくらいに余裕のない日々だったのだと改めて実感し、マンションから出てしばらく行列を眺めました。
 そして、買い物を終えてテレビを点けると「dear清志郎」という特番が始まった(NHK)。
 忌野清志郎は僕にとってとても大きな存在です。一時間番組でしたが、途中で何度も込み上げて涙を拭きました。今日は出社しなくて良かったです。大きな贈り物をもらった気持ちになりました。今は「JUMP」を聴いています。まだピークは続きますが、明日からも頑張れそうです。
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