日曜日の本屋(2023.9.24)

文字数 289文字

 表紙を見るだけでも楽しい。タイトルを読むだけでも面白い。
 知らない作家や知らない画家。いや逆に、知っている作家や画家の方が少ない。
 平日の昼休みに覗く時は目的がはっきりしているが、日曜日は自由に歩き回る。
 世の中にたくさんの本が存在する有り難さ。電子書籍ならもっと多い。
 けど、やはり本屋がいい。
 歩き回って最終的に買うのは一冊か二冊。
 「タイパが悪い」ということになるのだろうが、僕にとってはとても贅沢な時間だ。
 
 本日は長田弘『すべてきみに宛てた手紙』(ちくま文庫)を買った。

 日曜日の本屋は学生の頃の自分を見つける場所。
 部屋に戻り、コーヒーを淹れて52歳の自分に戻る。
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