映画「こちらあみ子」(2023.4.8)

文字数 392文字

 友人がこの映画に関わっているので、本当は映画館で観る予定にしていたのだが、ちょうど仕事の多忙期と重なり、観れないままWOWOWで鑑賞。今村夏子の原作を読んだ記憶があるものの、だいぶ前で印象が薄らいでおり、ここまで重い話だったかな、と思ってしまった。

 う~んっ。
 
 う~んっ。

 最初から最後まで、何度も唸ってしまった。しんどい、切ない、悲しい、やりきれない等々、様々な感情が入り乱れ、正直、誰の立場でも感情移入できないままに終わってしまった。撮影して、上映に漕ぎつけるまで、出演者も制作者も相当なストレスを抱えたのではないだろうか。
 良い、悪い。好き、嫌い。
 どちらでもない映画は久しぶりだ。「泣けました」「感動しました」ばかりの映画が溢れる現在にあっては、とても稀有な映画らしい映画なのかもしれない。

 う~んっ。

 こうして感想文を書いていても、唸りが止まらないのは、何故なんだろう。
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